【はじめに】

作品頁は上段が新作ですが、狂歌集は連番になっています。読み進むには可也の勇気と忍耐力が必要かと思われます。
短歌もどきや狂歌・都都逸をごた混ぜにして、モバイル対応の「愛問答」を上梓しました。平均1日アクセス数は何とと6人も。画像無し愛嬌無しにしては先ず先ずと思います。
よく「習作ですか?」と聞かれます。無礼千万ですが、差し当たっては気にしません。ま、「標語」と言われないだけ未だマシではないでしょうか。現代短歌は「ノンフィクション」であり「オムニバス」だと思います。詳しくはパソコン版「イントロダクション」をお読みください。
無謀なことに、自作を翻訳して某海外サイトにアップロードしています。会員5万8千人程、若い皆さんがお情けでOh!とかUmmmとか言ってくれます。嬉しいです。
ハンドル名は「猩々」で、「しょうじょう」と読み、旧仮名では「しやうじやう」と書きます。アルファベットでは「Siyau Ziyau」と名乗っています。
「奇特な方」と書くのがいけないのだと思ってはいるのですが、「お気が向いたら」は猶いけないのですが、是非ゲストブックにご記帳お願います。Guest book
 2004年8月25日

中途半端ですが、自己流の短歌を少々。本人は短歌を詠っているつもりなのですが、投げ槍な性格と、低レベルの人徳とが災いしてか、創るもの創るもの、これ落首・狂歌の類になってしまっています。

辻下淑子さんの「歌だより」(私家版)に感銘を受けた一人です。おそらく、葉書通信の短歌紙だと思います。1969年5月号から1977年8月号の通巻100号が一冊の本に纏められています。ちょうどミニコミ誌興隆の頃でしょうか。葉書の形態の「ハガジン」も、かなり盛んでした。約7年間の間の、短歌の内容は云ふに及ばず、編集の内容、編集コラム、編集子の様子の移り変わりが、手に取るように伝わり、実に勉強になりました。

足元にも及びませんが、「ASAHIパソコンネット」の、あちこちに書き散らした、短歌・狂歌を鳩合し「猩々狂歌集」として、ここに上梓してみました。
素人のつたない歌ですが、ご感想などお寄せ頂けたなら幸甚です。
 1997年11月15日

※参考文献
「歌だより」辻下淑子(私家版・1977)
「万載狂歌集」宇田敏彦(教養文庫)
「万葉秀歌」斉藤茂吉(岩波新書)
「日本の四季」荒垣秀雄(朝日新聞社)
「季寄せ」角川書店編(角川書店)
「類語用例辞典」吉田精一(集英社)
「広辞苑第四版・電子ブック版」新村出(岩波書店)
他多数

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