猩々通信
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迷蔵1

2005 by 猩々

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凍て付いた
街の歩道の
銀杏の葉
大国魂社
徒歩初めとす

門松の
一つ数えて
道標
瓦道続く
独り行く山

迷蔵の
未だ判らじ
鬼や否
初日香し
梅園の朝

生芽の矢の
鈴軽やかに
谷保の宮
合格蕎麦の
幟はためく

お焚き火を
時計周りの
初詣
シャッポを褒める
アベックを背に

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